Pain of Salvation - Be (2004)

すごいですねこのアルバムは。深すぎてさっぱり意味わからん。

もはやプログレというのもこのアルバムを表し切れなくて、かなり色んなジャンルが融合して Pain of Salvation を構成しているといった感じ。実は結構前から聴きまくっていたんだけど、やっぱり今でも聴ききれないというか、実態が見えない感じがする。いまだ聴くごとに旋律が体に染みこむ。

で、結構すごい名作なんじゃないかと思うわけですよ。

ライナーノーツの解説でピンクフロイドの狂気なんかを引き合いにだしていて、それは言いすぎなんじゃないかと感じたけど、理解するにつれてこのアルバムの底知れぬメッセージ性と規模と構成に圧倒されているわけ。もちろんメロディも一級品。もはやメタルを完全に飛び出してしまった曲が多いので、プログメタル聴きたい人にはいまいちかもしれんが、音楽として良い物ということなら確実に Perfect Element を上回っている。

そういうわけで、こういう回り道をして次の Perfect Element, part 2 がどうなるかってのが激しく興味ある。出すアルバム全部名盤なんていうバンド、最近じゃ他にないんじゃないかね。

Be