任天堂の「ニンテンドッグス」、米国発売開始1週間で25万本販売

タッチジェネレーションズの勢いは海の向こうでも凄いようだ。

考えて見ればDSみたいな「卓上携帯機」というスタイルは昔からラップトップというかたちでそれなりに需要があるものだったんだよな。それにGBAとかでもわざわざ外に持ち出してまでやる事も多くはなくて(子供とか俺はやってたけど)、ソファでくつろぎながらとか、机で作業しながらとかそういう風に使ってたわけだ。つまり据え置き機みたいなテレビにガッツリ食いついてやるスタイルは、はじめるまでの敷居が高いし集中力も要るし何より疲れるからライト層には敬遠されがちなんじゃないかと。

そこでDSのような携帯機のような据え置き機のような変なマシンがちょうどシックリきた、と。テレビ見ながらでもサクッと出来るゲーム機。しかも新機軸なインタフェースを備えて、そういうプレイスタイルに合った「ニンテンドッグス」みたいなゲームが続々とでるって、そりゃ売れるわ。

一見DSがGBAの市場を食った感じに見えるが全くそんなことはなくて、DS持ち歩いて外でやるなんて人あんまいないわけですよ(いや俺はやってたけど)。だからDSにはすれ違い通信みたいな機能があって、外では閉じてカバンにつっこんどいてくださいな、みたいなスタイルが用意されている。

つまりこれからGBAに要求されるのは更なる携帯性と外やっても恥ずかしくないファッション性というわけだから、ミクロの発売も頷ける。

任天堂の言う三本柱はこうして着実に根付いていくわけですな、ええ。レボリューションでどれだけ据え置き機のプレイスタイルを確立できるかが勝負になる。