作曲家の収入


定価3000円(税抜)で収録楽曲が14曲なら、JASRACに入ってくるのが約12.135円です。ここからJASRACの手数料6%を差し引くと、約11.407円。これを作詞家、作曲家、編曲家、訳詞家、音楽出版社等で分配するわけです。

つまり、CDが10万枚売れてもアーティストには高々100万円ぐらいの儲けしかないのか。日本の音楽業界の腐りようは甚だしいな。

CDにコピーガードなんかしてもだめで、そのへんは解放してもっと消費者の音楽的嗜好を広げるようにせないかんと、言ったことがあるけど、それ以前にアーティストまでも押しつぶして銭を吸い取っているんだから、そんな考えが出来るわけないな。業界全体が音楽を食い物にした利権団体みたいになってる。

やっぱ音楽しかやってないアーティストは右脳ばっかり働くから、論理的思考が出来ずにこういう状況に甘んじているんでしょうか(言い過ぎ)。少なくともJasracに登録してるアーティストは「ロック」ではないなあ、社会に甘んじている。皮肉なもんだ。

でもなんにせよ若手のアーティストがちゃんと行動おこさんとどうしょうもない気はする。そのへんに目をつけたまともなレーベルとかも出てきだしているしさ。