デュシャン展

今日はマルセル・デュシャン展に行くわけであります。

わざわざ大阪まで便器を見に行くわけであります。

というわけでデュシャン展行ってきた。なかなか面白かった。

見ただけだと全然わからんものが多いが、ちゃんと解説とか読むとナカナカ面白い。

1mぐらいの糸を地面に落として出来た曲線でモノサシを作って「停止線原器」みたいなんとか、偶然性を取り入れた物とか感慨深いですな。

あとは、笑いを狙ったような物とか、なんか色々面白い。ちゃんとデュシャンについて調べて知識をつけてから行ったらもっと面白かったんだろうなぁ。うーむ。

で、デュシャンの他に、同じ時代にデュシャンに影響を受けた人たちの作品とかも有った。ジョン・ケージデュシャンについてはもう何も言うな、的な視覚作品は個人的にセンス直撃で良かった。ああいうの欲しい。自分で作るか。

ていうかケージが視覚作品も作ってるという事実を始めて知った。侮れんなぁ。

あとは、スティーブ・ライヒみたいな単純なフレーズの再生速度のずれみたいなのにフリつけてひたすら意味不明な踊りをする奴とかも面白かった。全く意味わからんが目を引くものがあるなぁ。ライヒもああいう映像がついてたらもうちっと一般受けするのかもしれない。

気に入ったのはそれぐらいかなぁ。基本的に現代芸術みたいなのは、理解できるか否かみたいなところがあるからなんとも大変だ。自分なりにでも面白さを発見できる人は行くとかなり楽しめるはず。